平成27年度（平成28年1月）の介護福祉士国家試験から、実務経験3年に加えて、実務者研修の修了が受験資格として義務づけられます。
　『実務者研修』は、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得を目的としています。正しい知識とアセスメント結果に基づく適切な介護技術を身につけ、1人1人の利用者の潜在能力を活かせられるようなアプローチの提供、他職種との連携や介護に関する社会保障の制度の理解を高める等、利用者を取り巻く環境を考慮し総合的にサービスを提供できるよう目指します。

●介護福祉士国家試験の実技試験が免除されます。
　（受験年度の12月末までに修了していることが条件）

●サービス提供責任者として従事できます。
　…訪問介護事業所やグループホーム、老人ホームで必ず配置される「サービス提供
　　責任者」として働くことができ、就職に有利な資格です。

　実務者研修を受講される方は、すでに取得している資格によって免除科目があり、受講
時間と受講費用が軽減されます。

実務者研修は、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得を目的としています。介護過程の展開や医療行為のたん吸引などについても学ぶことができます。アセスメント能力を身につけ、その人にあった効果的な介護が提供できるよう一人一人が考えて動ける人材を育てます。